ファイル形式はアプリケーションごとにあると言ってもいいくらいたくさんの種類があり、古いファイル形式のままだとデータを観覧することが出来なくなります。
そのため観覧できるファイル形式に置き換えるのですが、20年前にアーカイブされた記録と同じであえることを、ブロックチェーン技術を用いて応えようというのが、「アークエンジェル」というプロジェクトです。
ブロックチェーンに登録するもは、オリジナル文書そのものではなく、ハッシュ値が登録されます。
もちろん、スマートコントラクトとOracleを使って、データそのものもブロックチェーンに登録する方法も取れますが、目的を考えるとその必要はなさそうです。
ハッシュ値の登録の方が合法的に変更されたときでも、再びハッシュ値を登録すれば修正履歴も証跡として残り、正確に知ることができるようです。
この方法だと多くの用途でブロックチェーン技術の恩恵が受けれるようになりますので、皆さんも考えてみるとブロックチェーンイノベーションが思いつくかも知れませんね。
ちなみにプロトタイプのコードは、すべてオープンライセンス(MIT License)で公開されているようです。
https://crypto.watch.impress.co.jp/docs/news/1128476.html