ERC20

Binanceは分散型社会のAppleになれるか

近未来の予測は1部の人のライフスタイルに現れると言われますが、BinanceのCEO趙氏は住所も銀行口座も持たない人です。

個人ばかりではなく、Binanceも創業から長い間銀行口座を持たなかったたこと踏まえると、銀行口座がなくても、取引ができ会社経営が成り立つことは、近未来社会の予兆の1つと言えるかと思います。

Binanceは仮想通貨取引所のトップであるため、その影響力は大きく業界の動向を見る上で欠かせない会社ではありますが、注目したいのはBinanceの仮想通貨取引所としての利害関係を超え、ブロックチェーン社会を見据えた革新的でユニークな判断による取り組みです。

それもマーケティングに裏付けられた活動は、世の中のルールや規制を上手に避け、大海原をスイスイと泳ぐイルカのようで、憧れる人も多く私もその中の一人です。

 

その一つが、当時拠点としていた香港の証券先物委員会からの警告もあり、EU加盟国のマルタに拠点を移動させたことがあげられるかと思います。

 

また、もっとも世間をびっくりさせたのが、中央集権型の仮想通貨取引所を運営するBinanceが、人がいないでも取引できる分散型取引所の開設です。

世の中的には、分散型の取引所は

1、相対取引が可能なこと

2、セキュリティに強いこと

3、障害に強い

など今の仮想通貨取引所が抱える問題がクリアになるため、分散取引所への流れはあるのですが、中央集権型仮想通貨取引所のTOPであるBinanceが利害減の要因である分散取引所を開設したのには驚きました。

多くの仮想通貨取引所が、分散型取引所の存在を横目で見ながら、膨大なコストをかけビジネスを構築している中、Binanceは見ているところが違うのだと思います。

 

西日本豪雨災害時においても、Binanceは仮想通貨、イーサリアム(ETH)と30種類のERC20トークンで寄付を呼びかけ、約1億5800万円の寄付を集めました。

この募金はイーサリアムとERC20ベースのトークンでの新しい募金スタイルの形だったように思います。

その昔、Appleが自転車の荷台にMACを乗せたポスターで、PCは人間の知性を拡張してくれる自転車「知の自転車(Bicycle for the Mind)」だというメッセージを発信したように、Binanceは分散化社会の到来を見据え、社会がどうあるべきかのメッセージを与えてくれている会社のように思います。

取引所を超える取引所、物議をかもすBinance | ZUU online

2017年に誕生し、ICO(Initial Coin Offering)での資金調達などをてこに急成長を遂げた世界最大の仮想通貨取引所Binance。

イーサリアム・スマートコントラクト規格ERCまとめ

Dappsの開発やICOなどのトークン開発にもっとも使用されているのが、イーサリアムのスマートコントラクトで、プロジェクトの約83%にも及びます。
このスマートコントラクトは個別の開発者に委ねられていて、相互性がなく多くの問題を抱えていました。
インターネットのRFCにならって、ユーザーフレンドリーなロジックと単純化さてた規格されたのがERCです。
このERCの規格のおかげで多くの開発者がイーサリアム・ブロックチェーンに基づくスマートコントラクトを作成し、独自のトークンを公開できるようになりました。

 

ERCの種類

ERC20(標準トークン):スマートコントラクトを規格化した初めてERC。
ERC20規格は開発されるコインの作成と運用に関するルールを記述。
6つの主な関数が採用されたことで、コードが統一されており。さまざまなプラットフォームへの統合が単純化されています。
6つの関数
・コインの総量
・特定アドレスの残高に存在するコイン数
・プライマリアドレスから個人ユーザやICO参加者のアドレスへとトークンを送信する関数
・ユーザー間でトークンを送信する関数
・資金の引き出しが可能なスマートコントラクトでトークン残高を確認する関数
・送信者が送信のトランザクションを完了するに必要トークンを保有し確保する関数

 

ERC223(標準トークン):ERC20における脆弱性を解消。
新しい2つの追加関数
・古いtransfer関数とtransferFrom関数に変えた新しいtransfer関数
・送信先スマートコントラクト用のtokenFallBack関数(送信されるコインの決定)

 

ERC721(回収可能トークン):Non-Fungible Tokenの実装、クリプトキティーズ。
NFT(Non-Fungible Token)の機能により、所有権や取引履歴を記録することができるようになり、それぞれのトークンが固有の希少性や独自性などを持つことが可能。
Dapps、特にゲームデータやチケットのトークン化などの用途で使用。

 

ERC827(標準トークン):新たなERC20。
ブロックチェーンの安全性と信頼性を変えず、ブローカーや代行業者の第三者がプライベートキーへのアクセス権なしでトランザクションの検証が可能となる機能の追加。

 

ERC948(サブスクリプション向けトークン):一般消費者向け実業家にとっての楽園。
ソフトウェアや小売業で実証されてきた経済モデルであるサブスクリプション(定期購入)を構築できる規格。
ERC948を利用することで、サブスクリプション方式による経済モデルは、より広がりが生まれる。

 

ERC884(標準トークン):投資家向けホワイトリスト。
トークン保有者を不可欠な要素として特定し、ホワイトリストに登録する。
デラウェア州の株主名簿でブロックチェーンの使用を正式に許可した一般会社法(DGCL)に基づき、デラウェア州内のあらゆる企業が発行するアセットのために作成した規格。
法案に準じるための規格は今後も出てきそうです。

 

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イーサリアム共同設立者 ルービン氏インタビュー:イーサリアムなんて不可能だと言われたけれど、素晴らしい成功を収めた

イーサリアムはスマートコントラクト技術を、インターネットのRFCにならってERCとして規格化し、インターネット黎明期と同じように人々が、リソースをシェアする動機付けになったのが大きかったように思います。

そして、米証券取引委員会(SEC)から証券ではないとされたことに加え、非中央集権化であることで、多くの開発者を惹きつけイーサリアムアプリケーションレイヤーの開発者は、現在約40倍にまで拡大しました。

ただ、イーサリアムのスマートコントラクトが使われるようになればなるほど、外部プログラムのセキュリティによるリスクに伴う影響は今以上に大きくなります。

また、スケーラビリティに関わるトランザクション問題は、まだ未解決なためプライベートブロックチェーンによるスマートコントラクトが増えるようにICO研究室では見ています。

イーサリアム共同設立者 ルービン氏インタビュー:イーサリアムなんて不可能だと言われたけれど、素晴らしい成功を収めた

イーサリアム共同設立者でコンセンシスCEOであるジョセフ・ルービン氏にインタビュー。イーサリアム誕生の話や、コンセンシスのビジネスについて語ってくれた。