ICOに代わる資金調達手段「ILP」とは何か?

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ILPはICOのような投資向けトークン発行による資金調達ではなく、フューチャー・ローン・アクセス・トークン(FLAT)の仕組みを持った、トークンによる借り入れ契約を結ぶ方法で、資金の借り入れを行なう。

ICOはアイデア1つで新しい技術やサービスを世に出せる手段であり、すばらしい仕組みなのですが、詐欺も多いのが課題です。

投資ではなく、借り入れによる資金調達は詐欺などが横行するICOに比べ、受け入れられやすい工夫でもあるといえるでしょう。

このILPで注目したい点は、このFLATの仕組みをもったトークンは、契約の移転である譲渡が可能のため、セキュリティトークンではなく、ユーティリティトークンとして扱われていることです。

そのため、日本で行う場合のハードルとなる法制度は貸金業となりますが、国がブロックチェーン技術を推進している点、また、過去のキャッシング規制などの貸金業の法改正の経緯から考えますと、ICOを規制するのに比べ法改正のハードルは低く、実現が早いように思います。

近い将来、日本では資金調達を行なうのなら、ICOよりもILPがスタンダード化する可能性すらあります。

一方、詐欺が多いイメージの強いICOですが、政府の規制で中国のように閉め出される前に、スマートコントラクトでのロックアップ(コミットによる資金の段階的支払い)の必須化による安全性等の自主規制するべきだと思います。

日下氏の言う「規制があるからイノベーションが加速する」いい言葉ですね。

ICO研究室でも微力ながら推進していきたいと思います。

ICOに代わる資金調達手段「ILP」とは何か? (1/6)

2017年から大ブームとなっている、仮想通貨を使った資金調達手段ICO。一方で、規制が追いついていない面もあり、詐欺なども横行している。法律が未整備なICOに代わり、資金の貸し付けをブロックチェーンを使って電子的に行うとどうなるのか? これを実現したエストニアの企業、blockhiveの創業者に話を聞いた。 (1/6)

     

Posted by とみおICO研究員

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