ICO詐欺を防ぐリバーシブルICO(RICO)の可能性

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新しい技術やサービスをトークンを用いて、今までにない資金調達法であるICOは、詐欺による被害のため、この半年で急激に調達額が小さくなっています。

仕組みとしては柔軟性も高く、優れている部分もあるため、法による規制やサンドボックスと呼ばれるコードによる規制、機能(ロックアップ)による実装の呼びかけなど、様々な方法で安全性を確保しようとしています。

イーサリアムの開発者ファビアン・フォゲルシュテラー氏は、投資家がICOプロジェクトのどの段階でも、投資を回収できるリバーシブルICO(RICO)を提案しています。

RICOはスマートコントラクトに書き込まれているため、トークンを送り返すだけで資金の引き出しが出来る。

確かにこの方法だと詐欺は起こりにくく、投資家はいつでも資金を引き出す可能性があるため、ICOプロジェクトへのコミットは直接的で、プロジェクトが頓挫していっても、投資金額を回収するリスクを減らすことができます。

ただ、本来の目的である資金調達からすると、不安定な資金調達となるため、ICOプロジェクト側からすると、銀行からの借り入れ、エンジェル投資家からの資金調達のサブ的な調達方法となりますので、メリットの少ない調達方法と言えそうです。

また、RICOによる資金調達は投資家優位となり、RICOによる投資家への対応コストが増加すると思われます。

ICOの安全性確保は、スマートコントラクトで調達した資金にロックをかけ、目標達成ごとに、投資家のアンロックによる資金の段階的支払いで実現するほうがよいように思います。

これERC規格で実装できれば、安全性が高まりいいと思うんですけどね。

 

The Godfather of Ethereum ICOs Wants to Let Investors Take Their Money Back – CoinDesk

The developer that formalized the code underlying most initial coin offerings (ICOs) – ethereum’s ERC-20 token standard – has proposed a new approach in a bid to make the funding schemes safer for investors.

     

Posted by とみおICO研究員

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